(24) Windows 8 インストール記その2
Windows8をインストールするにあたって、既存のデータをバックアップしたり、使っているソフトのインストールディスクやシリアル番号を確認したりと半日ぐらいいろいろと下準備をしていたのだが、きりがないことに気がつく。ここは思い切りが必要だと、えいやっとドライブに32ビット版のWindows8のディスクを入れてみた。32ビット版をインストールすべきか64ビット版でいくかは悩むところだけど、互換性を考えるとちょっぴり弱気になって32ビットを入れることにした。
Windows8のシステムディスクは、ディスクブートするべきなのか、それともWindowsXPが走っている状態で挿入すべきかも書いてなかったんだけど、試しにWindowsXPが走っている状態で挿入してみるとあっけなくインストーラーが立ち上がった。
いきなりシリアルコードをきいてきたので入力すると、「Windows8をインストールしています。PCは数回再起動します。少しお待ち下さい」というメッセージの入ったブルー画面に切り替わった。小さく10%、20%と進行状況が表示されているが、これの進み方が恐ろしくのろい。「少しってどれくらいよ」と突っ込みながらも、XPなんかと同じく1時間ぐらい待たされそうなので他のことをすることにする。
これは意外と正解だったようで、何もキー入力を求められないながらも1時間ぐらいこの画面でほったらかしとなった。DVDドライブのアクセスランプとハードディスクが交互に点滅しているので、ちゃんとインストールされているだろうことは想像できる。苦労してDVDのアクセスランプを復活させておいて良かったなと、つくづく思う。
急に再起動がかかって、真っ黒い画面にWIndowsマークがぽつんと現れた。なんてそっけない画面だと思いつつも、今度は「準備中 10%」とかいった表示が出て粟粒が回っている。今度のパーセンテージが進むのは早い、と思っている間にまたまた再起動される。今度は好きな色をきいてきた。これからいろいろ質問されるんかな…
なんて思ってたら、Windows8のスタートメニューが「にゅっ」と画面の横から現れて、セットアップは終了した。これだけ素っ気ないインストール作業も珍しい。しかし目の前にあるのはまぎれもなく「メトロ(正式名称ではないが)」の画面である。トリニトロンのブラウン管に映し出されるメトロというのは、いやVAIOマイクロタワーで走るWindows8というのは世界初ではないかと勝手に悦に入る(中身はVAIOじゃない、という突っ込みはあるかもしれないけど)。
ただしネットワークにつながっていないためか、カラフルなタイルには画像とかは一切表示されていない。とりあえず夜も更けたので残りの作業は明日にしようと、Windows8をしばらく触ったあとに電源を切る。実はこの後に、大変な問題が発覚するのだったが…
(つづく)
現在までの改造箇所
メモリー 64MB → 256MB → 4GB
ハードディスク 8GB → 68GB → 1TB+68GB → 1TB
CPU Pentium2-333MHz → Celeron 533MHz → Core i3 540
ドライブ CD-R/RW → DVD-RAM/RW/R (DVDマルチ)
インターフェース USB1.1 → USB2.0 → USB3.0
電源ユニット 80W → 300W
OS Windows98 → Windows XP → Windows 8
プリンター BJ F600 → PIXUS 550i → EP-802A
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