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(28) 無線LANを高速(11ax)化

 我がVAIOタワーのインターネットの速度はあまり不満はないのだが、ネットワークにファイルサーバーを立てているのでその転送速度に不満を感じる今日このごろ。特にデジカメ写真のバックアップや、ビデオカメラのデータのバックアップをしようものならかなり待たされる。そこですっかり旧式になってしまった11nの無線LANを、値段もこなれてきた11acにバージョンアップしようというのが今回のテーマである。
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 わが家のインターネットは光回線で無線LANは11acを備えている。スマホやタブレット、ノートパソコンは11acと11nが混在している状態である。私のメインパソコンであるVAIOタワーも11acにステップアップしようとネットショップを物色する。VAIOタワーは今までずっとUSBのネットアダプターを使っていたのでUSB3.0の11acアダプターしかないと思いこんでいたのだが、意外と安価でパソコン内蔵型(PCI express)の無線LANアダプターがtp linkというメーカーから出ているのを見つける。しかもこの値段で11axまで対応、Bluetoothまで内蔵しているではないか。気が付くとろくに詳細も見ずにこれを注文していた(笑)。
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 商品が届いた。取り付けはVAIOタワーのケースを開けて、PCI expressの空きスロットにボードを差し込み、Bluetooth用のUSBケーブルを1本接続するだけで簡単に終わった。4本あるスロットには古いUSB2.0のボードが 1枚刺さっているだけなので、まだまだ2つも空きがある状態だ。

 ここでこのアダプターのマニュアルを前にして大変なことに気が付く。この無線LANのドライバー、Windowsの64ビット版しか提供されていないのだ。Windows 8を導入してからずっと32ビット版で頑張ってきたのだが、ここは64ビットにやりかえるいい機会かなと決心する。必要なファイルを全部ネットワークドライブに逃がして、メインのOSを64ビットのWindows10に入れ替える、というかほとんど再インストールと同じ状態になった。使っているソフトは全部動くのかな?
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 このアダプターの面白いのは、立派な外付けのアンテナが付いていること。専用コネクターで2本のアンテナをつなぎ、アンテナの方向や角度はかなりの自由度で変えることができる。モニターの上にのせたら、昭和のテレビみたいな雰囲気になる。面白いぞ、これ!

 かくして、64ビット版Windowsのインストールが終わってからは何のトラブルもなくさくさくと動き出した。心配した古いWindowsアプリも、今のところ問題なく64ビットで動作している。ネットに関しては無線ルーターが11acなので11axの実力は発揮できないかもしれないが、バックアップしたファイルをネットワークドライブから書き戻す時にその実力を実感する。ファイルコピーが数倍早い! ネットはパソコンのキモであるとつくづく思わされるのであった。(つづく)

現在までの改造箇所
メモリー 64MB → 256MB → 4GB
ハードディスク 8GB → 68GB → 1TB+68GB → 1TB
CPU Pentium2-333MHz → Celeron 533MHz → Core i3 540
ドライブ CD-R/RW → DVD-RAM/RW/R (DVDマルチ) → Blu-ray(BD-XL)
インターフェース USB1.1 → USB2.0 → USB3.0
電源ユニット 80W → 300W
OS Windows98 → Windows XP → Windows 8 → Windows 8.1 → Windows 10
プリンター BJ F600 → PIXUS 550i → EP-802A
インターネット接続 ダイヤルアップ → ADSL+無線LAN(11g) → 光 + 無線LAN(11n) → 光 + 無線LAN(11ax)

タグ:SONY VAIO PCV-S610
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