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(12) ケースに穴をあける

 マザーボードの大きさも取付穴の位置もぴったり。さすがマイクロATX仕様だと感心するが、実際に取り付けようとしてしっくりこないことに気がついた。なぜ? そう、背面のコネクターの穴が合わないのだ。
 自作ユーザーの方ならご存じだろうが、マザーボードは製品によって背面のコネクターの配置や形状が異なる。VAIOタワー S-610の場合はさらに始末が悪く、ケースの背面が専用設計となっており、コネクター穴がそのままケースに開いている。自作用の汎用ケースだったら四角い大穴があいていて、マザーに付属のパネルをはめこめばOKなのだが、これじゃあケースを加工しない限り新しいマザーボードを取り付けることができない。
vaio_cut.jpg

 まぁケース加工はある程度は覚悟しておいたことなので、愛用の金ノコを工具箱から出してきた。学生の頃にオーディオアンプを自作して以来、使ったことのないハンドニブラーもあったので出してきたのだが、これは元来アルミケースに穴あけをするための道具である。パソコンの硬いスチールケースに使えるのだろうか。
 意を決して、ハンドニブラーでがちゃがちゃとケースと格闘する。だいたい5分ぐらい作業したら手が痛くなって休憩。さらに金ノコが使える部分では、これまたノコを入れてキコキコとひく。延べで何時間ぐらい格闘したんだろうか。数日後には、ケースの背面には四角い大穴があいていた。マザーボードを入れるとなんとかコネクターが当たらずに固定することができる。
vaio_rear.jpg

 本来はここでヤスリを使って穴のカタチをきちんと整えて、汎用のリアパネルが入るようにしておくべきなのだろうが、力尽きて完全に戦意喪失してしまった。気候が良くなったら、ベランダにでも出てヤスリがけでもすることにしよう。とりあえず今回はここまで。(つづく)

現在までの改造箇所
メモリー 64MB → 256MB
ハードディスク 8GB → 1TB+68GB
CPU Pentium2-333MHz → Celeron 533MHz
ドライブ CD-R/RW → DVD-RAM/RW/R (DVDマルチ)
プリンター BJ F600 → PIXUS 550i → EP-802A
インターフェース USB1.1 → USB2.0
インターネット接続 ダイヤルアップ → ADSL+無線LAN(11g)
タグ:PCV-S610 VAIO SONY
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